PDFのフォントの不具合を直す方法(欠落・置き換え・文字化け)
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PDFに文字の代わりに四角い記号が表示されたり、どこもかしこも違うフォントになったり、元にはなかった奇妙な間隔が出たりする場合、それはフォントの問題です。PDFはフォントを名前で参照します — ビューアはそのフォントをシステム上で見つけるか、ファイル内に埋め込まれているものを使う必要があります。どちらも当てはまらない場合、代替表示が起こります — うまくいけば近いフォント、悪くすれば四角い記号です。
正しい対処法は、ほぼ常にフォントを埋め込んで再書き出しすることです。フォントが埋め込まれれば、ファイルはグリフのデータを一緒に運ぶので、どこでも正しく表示されます。代償はファイルがわずかに大きくなることですが、ほとんどのフォントでは文書全体に比べれば無視できる差です。
このガイドでは、フォント埋め込みが実際にどう機能するかを説明し、よくある症状をたどり、対処法を紹介します — 再書き出しができず、ファイルを画像に平坦化しなければならない場合も含めてです。
手順
- 1
ファイルが代替フォントで描画されていることを確認する
ファイルを2つの異なるビューアで開きましょう。両方が同じ間違ったフォントを表示するなら、フォントが埋め込まれていません。片方が正しく、もう片方が違うなら、間違っているほうのビューアがフォントを持っておらず、代替しています。
- 2
すべてのフォントを埋め込んで再書き出しする
Word、Pages、Docs、そしてほとんどのデザインツールのPDF書き出し設定には「すべてのフォントを埋め込む」があります。有効にすると、フォントのデータがファイルに追加され、どこでも一貫して描画されるようになります。
- 3
代替手段としてPDFとして印刷を使う
元データのアプリでフォント埋め込みを切り替えられない場合、正しく表示できるビューアで文書を開き、PDFとして印刷しましょう。新しいコピーは描画されたグリフをラスターとして焼き込みます — 大きく、検索不能になりますが、確実です。
- 4
埋め込みできないライセンス付きフォントを確認する
一部の商用フォントには埋め込み制限があります。元データのアプリが警告してくれます。現実的な対処法は、埋め込みが許可された近いフォントに差し替えるか、該当するテキストを画像にラスター化することです。
- 5
Wordに変換してテキストを直し、再書き出しする
すでに代替表示によってテキストが崩れていて、手元にPDFしかない場合、PDFからWordで復旧可能な部分を取り出します。整理し、手元にあるフォントを設定し、新しいPDFとして再書き出ししましょう。
- 6
他に手がない場合は画像に平坦化する
PDFを画像に変換なら各ページを高解像度のPNGとして書き出せます。画像からPDFで再構成すると、生きたテキストはなくなり画像だけになりますが、どのビューアでもフォントの描画が固定されます。
コツ
- 重要な文書には埋め込みできないフォントを使わないようにしましょう。そのファイルは常に代替表示のリスクを抱え続けます。
- Webフォントやダウンロードした装飾フォントは、埋め込みで最もトラブルが多い相手です。システムフォント(Arial、Times、Helvetica、Calibri)はきれいに埋め込まれます。
- 「サブセット」フォント(使用されている文字だけ)の埋め込みはファイルを小さく保ちます。ほとんどの書き出しツールはサブセット化がデフォルトで、それが正しい選択です。
- 1文字だけ(分数や特殊記号など)が間違っている場合、そのフォントにそのグリフがありません。元データの文字をUnicodeの同等表現に差し替えましょう。
- 画像への平坦化後は、コピー&ペーストとOCRが失われることを想定しましょう。検索性より描画の忠実さが重要なときだけこの方法を使いましょう。